罪と罰

学校の後輩に勧められて読んだ罪と罰

ドストエフスキー罪と罰ではなく、それをモチーフにした落合尚之さんによる現代日本版の罪と罰

衝撃だった。感情を揺さぶられる。

真実は何か、何を信じて生きればいいのか、人間とは何なのか。

読んでいるとそれがわらなくなる感覚に陥る。

 

おそらく唯一絶対の真実は存在しなくて、それを知覚した者の解釈がその人にとっての暫定的真実として居座ることになるんだろうなあ。そして知覚されない事象は存在しないものと同じになる。

 

まあそんなことは置いといて、自分にも囚われすぎず、他人にも囚われすぎず、丁度いい塩梅を探りながら生きていくしかないんだろうな。

 

思考の海に溺れず、無思考の愚かさも乗り越えて。

中庸、相互作用、そこらへんがある意味でシンプルになるたけ正確に事象を捉えるためのキーワードになりそうな気がしている。